2009年上半期ラノサイ杯に投票します

というわけで、大分ぎりぎりになってしまいましたが「2009年上半期ライトノベルサイト杯」に投票します。
まずは新規から

  • 新規部門

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

主人公の悩む姿がとてもリアルであること、そして新しい答えの方向性を出してしまったことがやっぱり凄いことだと思う。
ロウきゅーぶ!
ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

小粒な感じではあるのだけれど、青春スポ根モノとして素直に楽しめた。コーチとしての主人公の姿がとても良い。
『勇者と探偵のゲーム』
勇者と探偵のゲーム (一迅社文庫)

勇者と探偵のゲーム (一迅社文庫)

「メタ」とか「ネタ」とかが最近のライトノベルには流通していると思うんだけれど、その流れに対するひとつの意思表明、と読んだんだけれどどうなんだろう。
電波女と青春男
電波女と青春男 (電撃文庫)

電波女と青春男 (電撃文庫)

そういえばこれ新規だったw 日常への回帰を描いたものとしてとてもキレイな作品だと思う。
次は既存部門

  • 既存部門

ラノベ部2』

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

一巻はそうでもなかったんだけれど二巻で面白くなった。メタ論が、とかいう話だけでなく、キャラクター達の読み手としての強さが描かれていたから。確かに「憬れる」小説だと思う。
あとは好きな作家のシリーズを。
境界線上のホライゾン2』
さくらファミリア!3』
ANGEL+DIVE CODEX 1. HYPERMADEN 』
さくらファミリア! 3 (一迅社文庫 す 1-4)

さくらファミリア! 3 (一迅社文庫 す 1-4)

ANGEL+DIVE CODEX (1) .HYPERMAIDEN (一迅社文庫 し 1-4)

ANGEL+DIVE CODEX (1) .HYPERMAIDEN (一迅社文庫 し 1-4)

『境ホラ』についてだけ触れておくと、より戦略ゲームっぽくなってきた。政治・経済の話が物語の根本にあるからというのもあるのだろう。個人のドラマより状況の動きが優先されているように感じられる。だからこそ、それぞれのキャラクターが自分の役割を果たすのがとても格好いいのだけれど。ただ、『おわクロ』にあった、例えば「本気とは何か」という主人公(佐山)の悩みのような個人の問題が薄味になってしまっているように思えるのも確か。

以下、投票コード
【09上期ラノベ投票/新規/9784757746466】
【09上期ラノベ投票/新規/9784048675208】
【09上期ラノベ投票/新規/9784758040822】
【09上期ラノベ投票/新規/9784048674683】

【09上期ラノベ投票/既存/9784840126373】
【09上期ラノベ投票/既存/9784048678483】
【09上期ラノベ投票/既存/9784758040556】
【09上期ラノベ投票/既存/9784758040679】