雑記

明けましておめでとうございます

遅ばせながら。 2008年は個人的には本当にいろいろなことがあってとても充実した年でした。 特に、サークル活動ではライトノベル同人誌『ソフラマ!』を発行して文学フリマで初の即売会に参加したり、筑波批評社の方では間接的にゼロアカ道場に参加したりし…

批評という方法について

批評という方法、について自分の思うところを述べたいと思います。 僕の場合、批評というのは人に届けるための言葉であり、価値の幅を広げてくれるものだと考えています。そして何より自分を納得させるための言葉でもあります。 このブログを見ても分かると…

「ライトノベルを読むメリット」についての回答について

最近、こんな質問があったらしい ライトノベル愛読者が理解できない -近年、ライトノベルが市民権を得て- 文学・小説 | 教えて!goo さて、この質問が確かに挑発的に見えるのは確かだし、質問者に悪意があったのかどうかも、僕には判断できない。まあ、ただ、…

スタンス

最近、サークルでの勉強会でリチャード・ローティの「偶然性・アイロニー・連帯」を読んでいる。 ここでローティはリベラルアイロニストという考え方を提案している。 リベラルにしてもアイロニストにしてもまだ自分の中でちゃんと理解ができているとは思え…

作品の楽しみ方

最近、大学の先輩の影響で東浩紀や大塚英志を読み始めた。 彼らは私がこれまで読んできたライトノベルやADVについて、彼らなりの考察をもってその「面白さ」を定義している。 彼らの評論を読んで、これまであやふやだったものがすっきりとに見えた気がして、…